最近は個人経営の代理店は合流して会社組織にして規模の拡大をしました。
生命保険会社が倒産したら預金保険機構が救済することは知っています。
しかし、代理店が倒産したら、今加入している保険契約はどうなるのでしょうか?
預金保険機構が同じように救済してくれるのでしょうか?分かりやすく説明します。
保険の当事者は契約者と保険会社
代理店が倒産したら、自分が、今かけている保険はどうなるのでしょうか?
代理店は仲立ちが業務
保険契約は保険会社と契約者(あなた)が契約の締結をします。
保険代理店は保険会社と契約者の仲立ちをするだけです。
直接的に、保険契約の当事者ではありません。
保険代理店の役割は
保険代理店は保険に加入するときにプランの説明や手続きを手伝ってくれます。
また、保険金を請求する時に、請求手続きのアドバイスしたり、書類を預かって保険会社に提出するだけです。
代理店は、お客様からお預かりした書類は翌営業日に保険会社の支社(支店)に提出しないとペナルティーが課せられます。
以上から分かるように、あなたの契約は保険会社との間で締結されています。、
保険代理店が倒産しても心配はありません。
保険代理店が倒産した場合は、あなたの保険契約には全く影響することなく継続されますのでご心配はありません。
契約の権利と義務から検証
保険契約を権利と義務の関係に分けて考えます。
あなたの義務は、毎月保険料を銀行口座などを経由して保険会社の口座に直接振り込むことです。
あなたの権利は、言い換えれば保険会社の義務になります。
つまり、保険会社は支給事由が発生したら保険金、給付金を支払います。
保険金、給付金は保険会社からあなたの銀行口座へ直接、送金されます。代理店を経由して支払うことはしません。
保険契約はあなたと保険会社が直接契約してるので、保険代理店は介在しません。
以上から分かるように、あなたの生命保険契約は保険会社との間で締結されていますから、
保険代理店が倒産しても心配はありません。
代理店にはソルベンシ-マージン比率がない
新聞などで保険会社の決算報告にソルベンシ-マージン比率が公表されます。ソルベンシ-マージン比率は保険業法で定められた保険会社の「支払い余力」健全性の指標です。
代理店の決算にはソルベンシーマージン比率の報告義務はありません。
代理店が倒産しても、あなたの保険契約には影響しないからです。
代理店が倒産 あなたに影響
代理店が倒産したらあなたに全く影響がないかというと、そうでもありません。
代理店は、あなたの家族や収入、親戚や友人などを知っています。
あなたの困りごとには適切な対応をしてくれる。代理店は地域の便利屋さんでもあります。慣れ親しんだセールスが替わることなく継続して長くアフターサービスを受けたいものです。
代理店が倒産・まとめ
あなたの保険は、保険会社とあなたが契約の当事者です。
代理店が倒産しても、保険契約には直接影響しません。あなたの保険は継続します。
代理店が倒産してあなたが困ることは、慣れ親しんだ担当のセールスが替わることです。担当のセールスが替わると面倒ですね。その意味でも保険代理店選びは慎重に選びたいですね。
個別コンサルはしておりません。
同様な質問が何度もある場合は、記事にまとめさせていただきます。
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